Tenstorrent Overview
Tenstorrentは次世代AIスーパーコンピュータを開発します。
業界をリードするAI/MLアクセラレータ、高性能RISC-V CPU及びそれらを柔軟に統合するChipletsを通じて、ソフトウェア2.0のオープ
ンソース・コンピューティング需要に対応します。
- 会社設立 2016年
- カナダで起業し、2024年1月本社を米国に本社移転
- 日本法人を2023年1月設⽴
- 従業員 800+
- 主要オフィス : Toronto, Santa Clara, Austin, Boston, Belgrade,Bangalore, Japan
- 資⾦調達 シリーズD
- 2024年12月2日ジェフ・ベゾス氏やSBIグループ、韓国のサムスン証券などから約$700M(約1040億円)の出資を受けた事を発表
NEDOプロジェクト 2nmロジック技術によるエッジAIアクセラレータの開発
LSTCが採択される。(Tenstorrentは再委託先)
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- 2024年 2月発表。2nm以細を狙う次世代半導体設計技術として、生成AIを含むエッジ推論処理用途に専用化したエッジAIアクセラレータの開発を国際連携により進める。
- 主な開発課題
- 業界標準に対応したAIアクセラレータ向け統合アーキテクチャの開発
- AIDC (産総研、東大など)が2nm技術によるアクセラレータチップの開発
- Tenstorrentは2nm技術(Rapidus)を用いエッジAIに最適化されたRISC-V CPUチップの開発
- 業界標準のAIフレームワークを利よう可能なソフトウェア開発基盤の構築を行う。
TenstorrentとRapidus社がパートナーシップを締結
(プレス記事はこちら)
- 2023年11月17日、2nmプロセスベースのAIエッジデバイス領域での半導体IP(Intellectual Property)に関するパートナーシップに関して合意したと発表した。Tenstorrentは、「Rapidusとの技術提携を通じて、進化し続けるデジタル社会のニーズに応える最先端デバイスの開発を加速させる」
- TenstorrentのCCO(最⾼顧客責任者)David Bennett氏は、「日本が半導体技術における卓越した技術と素晴らしいエンジニアリングの⼈材基盤を活⽤す
るために、大胆かつ積極的な動きを見せていることに期待を寄せている」と述べています。 - Rapidus社長の小池淳義氏は、「私たちは共にユニークなスタートアップ企業であり、この提携がAIに基づく⼤きなイノベーションにつながると確信している」